樽生のクラフトビール7種がいつもある。

カラハナ

TEXT/KAGEHIRO WATANABE, PHOTO/HIROFUMI TATSUKI

「カラハナ」は、ホップの和名を店名に掲げたクラフトビールとサイダー(シードル)の専門店。樽生は常時8種類。7本のクラフトビールと1本はサイダーの樽生。ベルギービールの「ヴェデット・エクストラ ホワイト」が固定メニューで、それ以外の7種類は毎日のように変わります。ビールの産地は、日本はもちろん、アメリカ、ヨーロッパと幅広く、珍しい銘柄も積極的に取り扱っています。中には日本で数樽しかないものがタップにつながることもあるのだとか。

このお店のこだわりのひとつは「顔の見えるビール」であること。元々ビールおたくだったと語る店長の佐々木さんは、できる限り、実際に足を運んだ醸造所からビールを仕入れているのだそうです。そして、もうひとつのこだわりは、「アットホームな雰囲気」であること。目標は、近所の人たちが集まってきてのんびり世間話をしているような田舎のビアカフェです。ビールの質にこだわるけれど、堅苦しさがまったくないカラハナの佇まいには、そんなビアカフェの雰囲気が息づいているのかもしれません。

このお店ではフードメニューにもビールを使っています。「豚肉のビール煮込み」は、スプーンで簡単に切れるくらいやわらかく煮込んだ豚肉を、ガーリックライスにのせたボリューム満点のメニュー。「ビアカレー」は、水のかわりにビールを使ってつくっているもので、4日間も煮込んでいるのだとか。そのため、このカレーは作るのが追いつかず、食べられる日の方が珍しいくらいだそうです。
ビールを飲みながら、ビールを使ったフードを食べることができる。そんな、ビール好きによるビール好きのためのお店。クラフトビールが大好きだという方も、ビールに興味はあるんだけど…という程度の方も、ぜひ一度足を運んでみてください。