シックなバーで、納豆のスパゲッティー。

顔 caao

TEXT/KAGEHIRO WATANABE, PHOTO/SHUN TAKEBE

円山裏参道にある2軒の「caao」。西24丁目、地下鉄東西線「円山公園駅」のそばにある「caao via」が1号店、西22丁目にある「顔 caao」が2号店になります。どちらもイタリアンがメインのダインニングバーでしたが、2015年の11月をもって1号店がアジアンの店にリニューアル。それにともなって、caaoの“顔”ともいうべき人気メニュー「納豆カルボナーラ」が食べられるのは、2号店だけとなりました。

一流ホテルのレストランで腕を磨いたオーナーシェフが、お客さんから「納豆をつかったスパゲッティーを」というリクエストを受けたことがきっかけで生まれた「納豆カルボナーラ」。このメニューは、カルボナーラにただ納豆を入れるというものではなく、オリーブオイル、ニンニクの後に醤油を入れて少し焦がすなど、和風な味付けも加えられている完全なオリジナル。クリーミーなソースの中で、納豆のほろ苦い味がよいアクセントになっています。

「冷たいチーズフォンデュ」も顔のオリジナル。冷やしているのに、独自のレシピにより、チーズはやわらかいまま。時期を問わず美味しく食べることができます。
その他、メニューは、餃子やナシゴレンまでバリエーションゆたか。奇数月には、フルコースを堪能できるワイン会も行われていて、正式なディナーにも気軽なデートにもぴったりなお店でした。